2024.12.08
「わたしはちとせ」11月24(日)、26(火)
谷田部小学校創立150年記念の一環として、市民ホールやたべで舞台「わたしはちとせ」が開催されました。谷田部小学校と町民劇団伊賀七座が共同で作り上げた舞台です。タイトルの「わたしはちとせ」の「ちとせ」は、200数十年にわたり谷田部小学校に佇み、子どもたちや住民を見守ってきた「千歳松(ちとせまつ)」のことです。隆々とそびえ立つ大松が校庭の真ん中にあった風景が、私の脳裏に鮮やかに蘇ってきます。
細川ガラシャの一人語りから始まった舞台は、紙芝居から短編映画上映、谷田部小学校教員の朗読劇(トランペットの生演奏付き)、オペラ歌手の歌(ギター生演奏付き)、谷田部小学校校長先生出演のお芝居、そして締めくくりは谷田部小学校児童参加の歌とダンス。盛りだくさんの内容でしたが24日は一般のお客様がたくさん訪れてくれました。そして26日は、谷田部小学校児童全員で鑑賞会を開きました。
小学校低学年の子たちにはちょっと難しい部分もあったかもしれませんが、我が母校、谷田部小学校に確かに存在した大松「千歳松」を次世代に伝えることと、いつまでも平和で美しい未来を願っている気持ちを伝えることができたのではないかと思います。児童たちの目には「わたしはちとせ」がどんなふうに映ったのでしょうか。その心に谷田部への郷土愛が芽吹くことを願わずにはいられません。
今回の舞台は、前回にも増して、ご協力いただいた方が増えました。本当に感謝しています。ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。今後も、多くの皆様の力を合わせて、谷田部を活性化していきたいと思います。よろしくお願いいたします。