2017.03.21
こんにちは。先週の3月17日(金)で3月定例会が終了しました。今回の焦点だった29年度予算案はすんなりと原案可決され、スムーズに新年度に乗り出せる状況が整いました。
そして新年度から地区相談課の出先機関として地区相談センター、新設される都市計画課の中に周辺市街地振興室、学園地区市街地振興室が設置されます。これは各地域における現況を認識し課題の検証を行い、将来的な市街地の維持、形成・振興について検討して行く部署です。新しい部署ですので、動きだしてみないとその成果、効果あるいは問題は分からないものですが、市長の掲げる「明日の未来が見える街」への一歩がスタートするものだと思います。私もこの新しい部署には多いに期待を寄せています。足下の問題はいろいろと山積していますが、新たな年度をつくばの飛躍の年にできるよう、地域の可能性を皆さんと共にしっかりと考え、サポートできるよう頑張ります。
2017.03.15
先週7日(火)〜9日(木)の3日間の一般質問を経て、今週は各常任委員会による集中審議に入りました。
今回の一般質問も市民生活に密着した多くの質問が出されましたが、中でも五頭泰誠議員の「上下水道事業について」の質問及び要望を私は全面的に支持します。結論から言うと水道料金を値上げすべきだと言うことです。
議員質問は市民の声を行政に届けるという役割から「〜してほしい、〜の充実、〜の拡充」といった内容が多くなります。必然と言えばそうかもしれません。しかし、つくば市の未来を見つめた決断を同時に行っていかなくてはならないのも責務です。
水道事業に関しては支出が収入を上回り、ここ数年、毎年赤字を出し続けています。今までは赤字補填に余剰金を充てて何とかしてきましたが、余剰金が底をつくことは目に見えています。事業の健全経営のために、値上げ時期と値上げ率を明確にして、いち早く取り組むべきだと私は思います。
「値上げは反対!」というのは容易いでしょう。誰でも今のままで済むのなら、その方が良いに決まっています。しかし、今のままでいられない状況にきているのが現実です。今の料金にこだわるのなら、別の財源を見つけるか、どんどん赤字を増やして次世代にツケを回すしかありません。例えば、赤字補填を一般会計から支出したとすると、必ずどこかで、今まで予算をとっていた地域サービス、補助や事業が受けられなくなります。税収に限りがある以上、何かを増やせば何かが不足するのは当然なのです。
生活を支える電気・ガスと同様に水道もまた、受益者負担の原則があるべき姿だと思うのです。未来の為に大切なことだからこそ、今、決断するべきだと私は思います。皆さんはこの問題をどう考えますか。
(資料は昨年の水道事業のお知らせチラシ:つくば市)
2017.03.07
本日の定例会は「会派代表質問」です。これは一般質問と違い、3月定例会冒頭(2月22日)で五十嵐市長が語った施政方針演説の内容について、各会派内で検討し質問するというものです。私の所属する自民つくばクラブ・新しい風の代表は小久保貴史議員で、本日1番目の質問者です。質問時間は会派割りとして1会派20分、そこに人数割りとして1人あたり2分が追加されますので、当会派は34分の質問時間が設けられています。
私は「各地区の(仮称)相談センター、周辺市街地振興室、学園地区市街地振興室の役割」について注視しています。特に周辺市街地振興室については、地域ごとに異なる問題をめぐり極めて重要な役目を負った部署だと思っています。
こうした相談センターや周辺市街地振興室は、やっと1ケ所にまとまった市役所機能を以前の支所へと逆行させるとの意見もありますが、私は周辺市街地活性化の為に必要な部署だと思いますし、多いに期待するところです。
しかし、議会がどんなに議論を尽くしても、役所が新しい部署を設けても、地域の問題を解決へと導くのは、やはり地域の人の意志によるものが大きいと思います。「役所が何もしてくれない」というよりも、自分の地域の問題点は何か、解決策は何か、そうしたことを地域コミュニティで話し合いながら、声をあげていく、そうしたことを忘れないでほしいと思います。
2017.03.06
よく晴れた日曜日の午前9時、地元の市民ホールやたべには様々なクラブのメンバーや観客が集まってきました。今回40回目を迎えた「つくば市谷田部地区シルバークラブ連合会 芸能発表会」の開幕です。谷田部地区には歌や踊りなどの多数のシルバークラブがあり、多くの方がこうして年に一度の発表会を目指して日々楽しみながら精進しているのです。
衣装もメイクもバッチリきめて、出番を待つ皆さんは本当に生き生きとしたオーラが溢れていて、圧倒されるほど元気でした。人生において「楽しみを持つ」ということが、いかに生活の質を向上させるものであるかを目の当たりにした思いです。これからますます少子高齢化が進む中で、こうしたコミュニティの存在は年々重要なものになっていくでしょう。人と人のつながりが、地域を元気にしていく大きな要因であることは間違いありません。
これからは老若男女問わない、世代を越えたコミュニティが増えると良いなと思います。料理でも、囲碁将棋でも、スポーツでも、同好の者達が集えばそれだけで楽しい時間を過ごせます。私も何か始めたいと思いつつ、忙しさを言い訳にまだ何も始めていません。こんなことではいかん。いかん。
2017.02.23
午前10時、本会議場には市議会議員全員が集まり、平成29年3月議会が始まりました。今議会の一番の焦点は29年度予算案です。従来を踏襲した内容もあれば、新規に設けた予算もあります。中でも五十嵐市長が施政方針演説で一番に取り上げた「安心の子育てができるまち」のための、待機児童減少を目指した民間保育士一人あたり月額3万円の補助による処遇改善は、今までに無かった新たな取り組みです。
他にも多くの重点政策について語られましたが、私が最も共感できたのは筑波地区、大穂地区、豊里地区、桜地区、谷田部地区、茎崎地区、それぞれの地域の可能性を見つめ直していくということと、科学技術で市民の生活を向上させるという2点でした。どうしてもTX沿線や中心市街に注目が集まりがちですが、先に述べた6地区も含めた全てが「つくば市」であること、そして日本で唯一ここだけの強みがあるとすれば、それは科学技術であると思うからです。具体的な施策はまだまだこれからですが、少しでも生活の質が向上するよう、議会で議論を尽くしたいと思います。
2017.02.21
土曜日につくばみらい市長の片庭正雄氏の出版記念講演会および懇話会に参加してきました。片庭市長は「子育て支援・教育環境の充実」に力を注いでおり、平成27年度発表の「成長力ランキング」(東洋経済新聞社「都市データパック」)でみごと日本一につくばみらい市を押し上げました。その片庭市長の生い立ちから現在に至るまでの道のりが記されている著書「THE HENKAKU(ザ・変革)」の出版記念パーティです。著書の最後に「地方から日本を変える」と記されていました。未来に向けた大きなビジョン、揺るぎない信念、そして困難を乗り越える行動力、そうしたものが政治家に求められているのを痛感しました。
つくば市では22日(水)から平成29年3月定例会が始まります。私も未来に向けたビジョンを持って臨みたいと思います。
2017.02.15
つくば市が推奨している環境美化ボランティアに参加し、ゴミ拾いをしてきました。よく晴れた朝、8時につくば市田中のセブンイレブンに一般ボランティアや市職員ボランティアが集まり、付近のゴミを拾い歩きました。遠くに白く日光連山が浮かび上がって見えるほど、空気が冴え、じっとしていると寒さが身にしみましたが、ゴミ拾いを始めると日差しに助けられて、寒さも感じなくなってきました。
実は、2月の初旬にぎっくり腰を煩って、3、4日間杖をつきながらひーひー言って歩いてました。あの時は寝返りをうつのに15分もかかるほど辛かった。身体が病むと心まで萎えてくるもので、運動不足を後悔したり、不規則な生活がいけなかったのかなど、マイナスな思考ばかりがかけめぐっていました。今は充分に回復したので、普通に歩いてゴミ拾いをできる幸せを噛み締めながらの活動です。
「自分たちが生活する「つくば」を自分たちの手できれいにしたい」の精神の元、少しずつ広がりをみせている環境美化ボランティアは、気軽に参加できる活動です。ボランティアで地域の清掃活動を行う際には、つくば市から清掃用具等の支援も受けられますので、健康維持と環境美化を兼ねて試しにやってみてはいかがでしょうか。
(今回は写真を撮り忘れました)
2017.01.31
こんにちは。日曜日に「八坂神社」の豆まきに参加してきました。といってもあの有名な京都の八坂神社ではなく、地元谷田部にある八坂神社です。子ども達が赤い法被で豆まき役をし、それを大人達が拾うという地元に根付いた行事です。「鬼は外、福は内」と子ども達の元気なかけ声の元、世代を越えた皆が集まって交流を深める、とても暖かい行事です。つくばが科学の街になっても、ずっと続けて行きたい伝統の一つだと思います。
2017.01.19
こんばんは。火曜日に茨城県市議会議長会主催の議員研修会に参加しました。「茨城県市議会議長会」とは市議会に共通する事項の円滑な運営と、中央、地方及びその他関係団体との連携を密にし、地方自治の振興発展を目的とした茨城県内の市議会の議長で構成する団体です。その議長会が一般議員を対象とした研修会を行っていて、今回は28年度2回目の研修会だそうです。
北茨城市民ふれあいセンター大ホールで「議員の役割と責務」と題した講演を新潟県立大学准教授の田口一博先生より伺いました。たいへん個性的な、面白い意見を聞く事ができました。
その後は五浦観光ホテル別館大観荘で、意見交換会が行われました。普段は他市町村の議員と会合するような機会はあまりないので、議員同士ざっくばらんな意見交換ができたのはとても良かったし、為になりました。
2017.01.16
こんばんは。土曜日には谷田部どんと焼きに参加し、つくばユナイテッドSun GAIAの試合観戦をしました。
谷田部のどんと焼きは各地で行われているのと同じく、正月の松飾りや注連縄などを家々から持ち寄り一ケ所に積み上げて燃やし、無病息災、五穀豊穣を願うものです。私も地元の皆さんと焼きたての餅を頬張りながら今年の安寧を祈りました。
つくばユナイテッドSun GAIAの試合を観戦しながら、自分が中学生の頃は、谷田部中学バレーボール部が強く、全国大会で優勝したことを思い出しました。Sun GAIAの試合結果は残念でしたが「スポーツは負けて強くなるものだ」と勝手な持論にのっとり、次の試合に期待です。Sun GAIAがんばれ!